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髙木金属株式会社様

 高木金属株式会社様

 

髙木金属様は現会長の髙木正光氏がめっき専業者での修行を経て独立、1966年に京都・深草の地に創業されました。

最初は自宅の裏庭からのスタートであったとのことで、社長の髙木正司氏も幼いながらに自宅1階がめっき工場に変わっていったことを覚えておられます。1974年に場所を現在の京都・伏見区羽束師に移され、来年(2016年)で創業50年の節目を迎えられます。

 

厚生労働省及び京都府から「現代の名工」(平成16年度)を受賞されるほどの卓越した電気めっきの技能・品質は、神仏錺金具、美術工芸品などの伝統工芸・伝統産業を支えるだけでなく、「めっきラボTAKAGI」を立ち上げ新たな分野に挑み続けておられます。

高木金属株式会社様

 高木金属株式会社様

 

 

今回お話を伺いましたのは、京都で貴金属めっきを営む髙木金属株式会社 代表取締役の髙木正司様。
日本の美しい伝統工芸・文化を守っていく使命感をもって取り組んでおられる装飾めっき分野と、独自路線で新たに工業分野へ事業拡大を図る「めっきラボTAKAGI」について語っていただきました。

 

髙木金属様ホームページ

 

  

教えて!髙木金属株式会社様のこと

   

装飾めっきの技能継承についてお聞かせください
 

装飾めっきは神具や仏具の修復依頼が主になります。継続して一定の需要はあるものの、市場拡大が見込める分野ではありません。
しかし、私たちは「日本の文化・美・精神の源である神仏具・工芸品の伝統を守っていく」「お客様が困ることがあってはならない」という使命感をもち、装飾めっきを続けております。
装飾めっきというのは、同じ工程でめっきをしても、目で見た美しさや輝きがすべて同じように仕上がるとは限りません。
形・大きさ・材質が違うものを、同じ色目や光沢・風合に仕上げることは容易にマニュアル化できることではなく、現場の実践で培われるものですので、時間は掛かりますがOJTで先輩社員より引き継ぐしか術はないと考えます。
  
現在、当社の社員は33名おりますが、その内の6割以上がここ3年以内に入社した若い社員です。その若い社員たちに技能を継承するために3名の定年を迎えた先輩社員に技能継承のために社内に残り指導いただいています。
装飾めっきで一番確かな測定は、目です。装飾の艶や色は目で見て覚えます。多能工化はめっき技術を修得・蓄積し、伝統を守り未来に伝えていくためには大切なことだと考えています。当社の場合は各工程に1人ずつ専門家がいます。それぞれの工程で専門家になるには少なくとも10年はかかるでしょう。それでも当社は多能工化を推進し、社員ひとりひとりが複数の業務・工程を専門家レベルでできるように育てていくことを方針としています。

   

   

工業製品向けサイト「めっきラボTAKAGI」OPEN!誕生の経緯を教えてください
 

高木金属株式会社様装飾系めっきは修復や補修など再めっきをターゲットとした市場がメインとなりますが、工業系分野への事業展開については以前より独自の技術が活かせる市場として伸ばしていきたい想いがありました。

そのような状況のなか、ある機能めっき技術者2名との出会いが工業系分野へ事業展開を開始するきっかけとなりました。

それまで装飾めっきも機能めっきも同じ社員が同じラインで行っておりましたが、その技術者たちが加わってくれたことにより、新たに機能めっき試作専用ラインを設けることができ、専属のスタッフを配置することができました。そして2014年9月に工業製品向けサイト「めっきラボTAKAGI」を立ち上げることができました。

 

 

高木金属株式会社様「めっきラボTAKAGI」では、通常手間がかかり断られるような1個の試作から中量産まで喜んで対応しております。また工業製品だけでなく、アクセサリーや食器など個人の方でもお持ち込み頂ければ対応しております。

 

めっきラボTAKAGIホームページ

 

 

これからの御社の事業展開にについて教えてください。特に今後注目している業界は?
 

電気・電力・鉄道の業界に注目しています。

その中でも機械では対応できない表面処理分野、マスキングなど手作業が必要とされる部分的なめっきなどのニーズに注目しております。最近ではお客様からのご要望として、機能めっきでも光沢など外観の品質まで求められています。例えば機能めっきとしての仕様を満たしていても、シミひとつ許されず、バレルめっきでできる僅かな打痕もロットアウトになる場合があります。

 

当社であれば、そうした高品質かつ細かなニーズにお応えできると考えています。また、「めっきラボTAKAGI」では、試作1個から承っており、部材のどこに電気を流せば効率的にめっきを施せるかなど、設計段階からお客様の相談に乗ることができます。

お客様と一緒に考え、新たなものづくりを支援することが当社の存在価値だと考えます。

 

 

どのような場面で当社の薬液をご使用頂いているのですか?
 

エスバックH-150を使用しております。

使い方としては、祭事装飾を修復する際に下地のニッケルを剥離するのに使用しています。また、機能めっきではめっき不良を剥離するのに使用しています。剥離後は再めっきを行います。

   

 

当社の営業の対応はいかがですか?
 

長年のお取り引きを通じて実感していることは、佐々木化学薬品に対しての信頼です。

安定した商品の供給を続けていただけることが安心感につながり本当に信頼しています。

 

ひとつ要望としては、新たな薬品の提案をお願いしたいです。当社ではめっき技術に関して意欲的に新しい薬品や技術を取り入れていきたいと思っていますので、これからもどんどん紹介していただければ有り難いです。

編集者の一言
 
創業当時のことや現在に至るまでの経緯、そしてこれからのビジョンなど興味深いお話しを伺うことができ、あらためて髙木金属様を深く知る機会となりました。
インタビューの当日は工場内の見学もさせていただき、実際に手作業で繊細なめっきをされている様子も見ることができました。敷地内には全国より送られてきためっき依頼の品々が数多くあり、そのなかにはお神輿に飾るとても大きな装飾品もありました。実際に一点ものからご対応されているとはいえ、伝統技能を継承する髙木金属様だからこそ、失敗の許されない一点ものの貴重な装飾品の依頼も集まるのだろうと感じ、そのスケールの大きさときめ細やかな対応にとても驚きました。
今回はお忙しい中、インタビューを快く受けてくださり、ありがとうございました。

  • 075-581-9141
  • skc500@sasaki-c.co.jp

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