お客様の声Voice
髙木金属株式会社様
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今回お話を伺いましたのは、京都で貴金属めっきを営む髙木金属株式会社 代表取締役の髙木正司様。
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教えて!髙木金属株式会社様のこと
装飾めっきの技能継承についてお聞かせください |
装飾めっきは神具や仏具の修復依頼が主になります。継続して一定の需要はあるものの、市場拡大が見込める分野ではありません。 |
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工業製品向けサイト「めっきラボTAKAGI」OPEN!誕生の経緯を教えてください |
そのような状況のなか、ある機能めっき技術者2名との出会いが工業系分野へ事業展開を開始するきっかけとなりました。 それまで装飾めっきも機能めっきも同じ社員が同じラインで行っておりましたが、その技術者たちが加わってくれたことにより、新たに機能めっき試作専用ラインを設けることができ、専属のスタッフを配置することができました。そして2014年9月に工業製品向けサイト「めっきラボTAKAGI」を立ち上げることができました。
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これからの御社の事業展開にについて教えてください。特に今後注目している業界は? |
電気・電力・鉄道の業界に注目しています。 その中でも機械では対応できない表面処理分野、マスキングなど手作業が必要とされる部分的なめっきなどのニーズに注目しております。最近ではお客様からのご要望として、機能めっきでも光沢など外観の品質まで求められています。例えば機能めっきとしての仕様を満たしていても、シミひとつ許されず、バレルめっきでできる僅かな打痕もロットアウトになる場合があります。
当社であれば、そうした高品質かつ細かなニーズにお応えできると考えています。また、「めっきラボTAKAGI」では、試作1個から承っており、部材のどこに電気を流せば効率的にめっきを施せるかなど、設計段階からお客様の相談に乗ることができます。 お客様と一緒に考え、新たなものづくりを支援することが当社の存在価値だと考えます。 |
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どのような場面で当社の薬液をご使用頂いているのですか? |
エスバックH-150を使用しております。 使い方としては、祭事装飾を修復する際に下地のニッケルを剥離するのに使用しています。また、機能めっきではめっき不良を剥離するのに使用しています。剥離後は再めっきを行います。 |
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当社の営業の対応はいかがですか? |
長年のお取り引きを通じて実感していることは、佐々木化学薬品に対しての信頼です。 安定した商品の供給を続けていただけることが安心感につながり本当に信頼しています。
ひとつ要望としては、新たな薬品の提案をお願いしたいです。当社ではめっき技術に関して意欲的に新しい薬品や技術を取り入れていきたいと思っていますので、これからもどんどん紹介していただければ有り難いです。 |
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