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か行

  

界面活性剤 【カイメンカッセイザイ】

ひとつの分子中に“水になじみやすい部分(親水基)”と“油になじみやすい部分(親油基)”を持つ物質のこと。

身近なところでは石鹸や洗剤といったものに含まれている。

水と油を同じ容器に入れると混ざらず2層に分離するが、そこに石鹸などの界面活性剤を添加してかき混ぜると、水と油を混ぜることができる。これは、界面活性剤が水分子には親水基を、油分子には親油基を吸着させ両者を繋ぎ合わせているため。

  

化管法(化学物質排出把握管理促進法) 【カカンホウ】

有害性のある化学物質に関して、事業者の管理徹底により環境の保全を図ることを目的とした法令。
正式名称は「特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善の促進に関する法律」

  

化学研磨 【カガクケンマ】

酸やアルカリの力を借りて、金属を腐食させて磨いていく。
腐食の力加減によって光沢が変わる。
微細部品や内面への研磨に最適。

  

化学洗浄 【カガクセンジョウ】

酸やアルカリ、溶剤、界面活性剤などを使用して化学的に汚れや汚染を除去すること。
物理的な洗浄が不向きな部分や、複雑な構造の対象物などに向いている。  
洗浄方法は浸漬超音波などさまざまで、対象物や付着物に応じて使い分けられている。

  

化合物 【カゴウブツ】

2種類以上の元素が化学的に結合した結果生じる物質のこと。
また、化合物はもとの元素の性質が変化し、異なる性質になるという特徴がある。

例)水は酸素と水素が反応した結果できた化合物であり、酸素および水素は気体という性質を持つが、水(=化合物)になると液体という性質に変化する。


2H₂ + O₂ → 2H₂O
水素   酸素    水

  

加工変質層 【カコウヘンシツソウ】

加工によって材質的に変化した表面層のこと。
変形や腐食の原因にもなる。

  

過酸化水素水 【カサンカスイソスイ】

水素と酸素からなる化合物を水に溶かした薬品。
化学式H2O2で表す。
過酸化水素の濃度が6%を超えるものは毒物及び劇物取締法に該当し、取り扱いの際は十分な注意が必要である。

  

加水分解 【カスイブンカイ】

化学反応の一種で水による分解反応の事を言う。
水に反応する事で一つの物質が別の物質に変化するもの。
例)靴のソールに使用されているウレタン材が湿気や汗などの水分を吸収し、物質が分解され、ボロボロになる。
靴の劣化の化学式ではありませんが、化学式で表すと下記のようになる。
(CH3CO)2O + H2O → 2CH3CHOOH
無水酢酸    水      酢酸
 
CH3CHOO- + H2O → CH3CHOOH + OH-
 酢酸イオン     水               酢酸   水酸化物イオン

  

化成処理 【カセイショリ】

金属表面上に化学的な皮膜を形成し、表面を覆うことで付加価値を与える表面処理方法。
化学的な皮膜とは、非金属物質である酸化物や硫化物をさす。
金属表面の耐食性や外観を向上させるほか、塗装の前処理などに使用し密着性を高めることなどができる。
また、めっき後の金属表面に対して化成処理を行うと、防錆効果を付与できるなど、もともとの素材にはない性質を与えることもできる。

  

家電リサイクル法 【カデンリサイクルホウ】

廃棄される電化製品の減量とリサイクル、そして有用な資源の再利用を促進するために定められた法令。
正式名称は「特定家庭用機器再商品化法」 平成13(2001)年4月1日施行。

  

還元 【カンゲン】

酸化物から酸素を失う化学変化の事を還元と言う。
例)酸化鉄の酸素(O)が炭素(C)と反応すると酸素(O)を失い、鉄(Fe)に戻る。
炭素は金属の酸化物から酸素をうばいやすいので、金属の単体を得るときによく用いられる。
2Fe2O3 + 3C → 4Fe + 3CO2
その他に水素を得る事、電子を得る事を還元と言う。
酸化と還元は必ず同時に起こる。(酸化還元反応)

 

 

  

含浸 【ガンシン】

小さな穴部分などに樹脂や液体などをしみ込ませ、埋めることを言う。

  

希釈 【キシャク】

濃度を下げるために水の量を増やし、薄める事を言う。
例)35%の過酸化水素水(劇物)を10倍希釈すると3.5%(劇物非該当)になる。

  

規定値 【キテイチ】

法令またはその他の規則によって定められた値のことを言う。

  

機能めっき 【キノウメッキ】

ある金属に別の金属をめっきすることによって、新たな機能や性質をもたせる技術。
例えば、錆やすいといわれる鉄に、ニッケル金属をめっきすることにより、鉄の腐食や錆を防ぐ技術など。
素材に様々な機能や性質を付加することが出来るので電子部品や機械部品を中心に広く使われる。

  

 局所排気装置 【キョクショハイキソウチ】

有害な物質、ガスや粉じんを屋外へ押し出す装置のこと。
装置に吸引された有害物質は空気清浄機を介し清浄化され、屋外に排出される。
人体に影響を与える可能性のある物質が発生する環境下では、労働安全衛生法により局所排気装置の設置が義務付けられている。

  

キリンス処理 【キリンスショリ】

キリンス浴を用いて銅材を光沢表面に仕上げる処理方法のこと。
化学研磨処理の一種。
キリンス処理をおこなう場合、ガスが発生するため局所排気装置が必要であり、取り扱いには十分な注意が必要となる。

  

キリンス浴 【キリンスヨク】

銅及び銅合金の処理に用いられる代表的な研磨浴剤のひとつ。
硝酸をベースにした混合液である。
また、キリンス浴を用いて部材の処理をすることをキリンス処理という。

  

金属 【キンゾク】

金属は地球上にある物質のひとつ。
物質は大きく「有機物」と「無機物」に分類される。
その「無機物」がさらに、「金属」と「それ以外のもの(非金属)」に分けられる。

  

金属光沢 【キンゾクコウタク】

金物一般に特有の滑らかな表面に見られる、光を反射しピカピカと輝く性質のこと。
身近なものだと、フォークやスプーンなどがあげられる。
またタマムシのハネに見られる光沢も金属光沢に非常に似ているといわれている。

  

劇物 【ゲキブツ】

毒性をもつ物質。人体や生態系に悪影響を及ぼす恐れがあるもの。

毒性の強い順に「特定毒物」「毒物」「劇物」に分類される。

判定基準を大人で換算すると、誤飲した場合の致死量が2-20g程度のもの。

その製造・販売・貯蔵などについては「毒物及び劇物取締法」により規定されている。

  

結露 【ケツロ】

結露とは、温度の低下によって空気中に含まれる水分が、気体ではいられなくなって液体となり、固体の表面に現れる現象のこと。

  

研磨 【ケンマ】

金属表面(研磨対象物)を他の個体の角や表面で繰り返しこすって平滑にすること。

 

 

建浴 【ケンヨク】

電解槽内にめっき浴その他の処理液を作り、電解できるように準備する作業のこと。(規格番号:JIS H 0400 4038)

表面処理を行う分野では拡大解釈され、めっきだけでなく化学研磨や洗浄、剥離工程で使う処理液の準備を指すこともある。

 

 

  

合金 【ゴウキン】

ある金属に別種類の金属、または非金属を混ぜ合わせた金属のこと。
例えば、仏具や金管楽器によく使われる「真鍮」は銅と亜鉛の2つの金属から成る合金である。
単一の金属では得られない様々な用途に応じた性質を持たせることができる。

  

光沢 【コウタク】

物体表面が光を反射する性質をしめす言葉。
光沢は大きく「金属光沢」と「非金属光沢」の2つに分けることができる。どちらの場合も、物体を磨かなければ光沢を出すことはできない。

  

コーティング 【コーティング】

部材表面に薄い膜を付着させるなどして覆いを施すこと。
部材を保護したり、機能性をもたせるためのもの。

  

小型家電リサイクル法 【コガタカデンリサイクルホウ】

小型家電に含まれる“有用な金属”や“レアメタルと呼ばれる希少金属”の再資源化や適切な処分、廃棄物量の削減による最終処分場の確保を目的に制定された法令。

平成25(2013)年4月1日施行。

  

国際単位系 【コクサイタンイケイ】

世界共通で統一された単位のこと。別称「SI単位」。Le Systeme Internationald' Unitesの略。
s(秒)・m(メートル)・kg(キログラム)・K(ケルビン)・A(アンベア)・mol(モル)・cd(カンデラ)
という7つの単位を基本とし、その他、多数の単位によって構成される。
                 

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