お客様と共に培った技術― 次への挑戦― 未来の成果を手にする―

教えて!株式会社キョークロ様のこと

  ♣御社の社風を教えて下さい  

従業員50人前後の小さな表面処理(めっき)会社ですが、

その分、製造・技術・営業の連携がしっかりしており、
仲良く、楽しく、モノづくりに励み、高品質のめっき品・塗装品をお客様に提供しています。
めっきを理解して入社してくる人は少ないのでゼロからの教育体制もしっかり整えております。
自社の機械のメンテナンスや修理も従業員で行い、誰もが操作できるようにしています。

 

  ♣技術開発のお話を聞かせて下さい 

バレルめっきと言われる手法が主力で、得意分野は小さい部品へのめっきです。
直径3~8mmのボルトやネジを約20kg(3000~5000個)単位で一度にめっきを行います。
バレルめっきは学術的な参考文献が少なく、とても難しい技術です。

バレルめっきとはめっき液が出入り出来るような小さな穴が空いているかごの中に部品を入れ、
回転させながらめっきする手法です。
水流、回転速度、電流、液の状態などの微妙な違いによって仕上がりが変わるので、
何度も試作を行い研究、開発しています。難しい分、完成した時の喜びはとても大きいですね。

 

  ♣キョークロ様の今後の取り組み 

環境問題へ対応した次世代塗装めっきの産官学連携研究を始め、
太陽光パネルの分野にも着眼し、研究を進めています。
現在始まっている環境規制はもちろんの事、今後も様々な規制が始まる事が予測されますので、
今まで培ってきたノウハウを活かし、先を見据えた技術、製品の研究開発を行って参ります。

 

銅すず合金めっきライン

 

 

 

 

 

 

 銅すず合金めっきの
 技術開発を産官学連携で進めており、
 20メートル近くある量産試験用のラインで

 試作実験を行っておられます。

 

 

  ♣どのような場面で当社の薬液をご使用頂いているのですか? 

エスクリーンS-800は主に銅や真鍮素材(五円玉などに使われる黄銅素材の事)の

変色防止を施す工程の前処理と呼ばれる酸化皮膜を取り除く場面で使用させてもらっています。

導入に至った経緯やいつから使用しているかは現担当者では実情を掴めないほど昔から使用しております。

 

  ♣当社の営業の対応はいかがですか?
薬液や実験器具の注文をよくお願いするのですが、急な注文にも直ぐに対応してくれる

納期対応の早さに感謝しています。
また、当社ではめっきラインの修理やメンテナンスも自社で行っているのですが、

どこで手に入るのか分からないほど古くなってしまった部品もわずかな情報を頼りに探してきてくれ、

とても助かっています。
今後は環境や排水規制等、次世代の規制をクリアしためっき関係薬品の開発を期待しております。

 

  ♣編集者の一言 

日頃からお客様や地域の方に工場内を開放されていて、今回も工場見学をさせていただきました。
処理をした部品には「どの処理を施したところなのか」、「次はどこの工程に進むのか」などの表示を行い、
誰が見ても分かりやすいように作業環境の管理もしっかりとなされておりました。


こういった姿勢が多くのお客様への信頼感、安心感へと繋がっているのだなぁと感じることができました。

今回のインタビューを通じて、キョークロ様の想いや今後の取り組みのお話を聞く事が出来、

勉強になったと共に、当社の課題も見つかった大変貴重な機会となりました。

 

今回はお忙しい中、インタビューを受けて下さり、ありがとうございました。

 

 

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