プラスチックのハテナ
熱可塑性プラスチックの種類について
熱可塑性プラスチックは耐熱性の違いで2種類に分類されています。
◆汎用プラスチック
◆エンジニアリングプラスチック
(工業用途で用いられる高性能プラスチック、「エンプラ」と呼ばれる)
エンプラの明確な定義は無く各社で設定されています。主に工業用途に使用されるもので、
耐熱性が100℃以上あり、強度が50MPa以上、曲げ弾性率が2.4GPa以上の機械部材に
適している高性能プラスチックをエンプラとしています。それより耐熱性の低い一般用途に
使用されるものを汎用プラスチックとして区別しています。
さらにエンプラは耐熱性の違いにより以下の2種類に分類されます。
◆汎用エンジニアリングプラスチック
◆スーパーエンジニアリングプラスチック
(短期的耐熱性が200℃以上、長期的耐熱性が150℃以上)
ポリエチレンの種類について
◆低密度ポリエチレン
LDPE (Low Density Polyethylene)
ポリエチレンの加工法により、すき間の多い構造を取ったポリエチレンのことです。
すき間が多いため、低密度となります。
高密度ポリエチレンに比べ透明度が高い、つやがある、加工性が大変よい、
衝撃に強いという点がありますが、耐熱性や耐薬品性にはすぐれないという特徴があります。
◆高密度ポリエチレン
HDPE (High Density Polyethylene)
ポリエチレンの加工方法により。すき間の少ない構造を取ったポリエチレンのことです。
すき間がないので、密度が高くなります。
低密度ポリエチレンより耐熱性がよく、引っ張っても破れにくく、バリア性が高いです。
その反面、かたく伸びにくい材質です。
樹脂の加工方法について
◆インフレーション法
溶かした樹脂をチューブ状に押し出します。
それに空気を吹き込ませ、膨張させることによってフィルム厚を調整し、成形します。
◆Tダイ法
押出機から出た樹脂を、Tダイと呼ばれる出口から出して成形する方法です。
厚みがいろいろ変えられます。
◆射出(インジェクション)成形
金型に溶かした樹脂を流し込んで成形します。
◆ブロー成形
パリソンと呼ばれるチューブ型の成形品を金型にはさみます。
その後、パリソンの中に圧縮した空気を送り込み、これを押し広げて成形します。
口が小さい中空容器に適しており、ボトル形状のものが作られる場合がほとんどです。
◆押出成形
溶かした樹脂をダイスと呼ばれる金型を通して押し出します。
同一形状の断面をもつ製品を連続的に生産できます。












