水質汚濁防止法
| 水質汚濁防止法 |
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| 水質の汚染度 |
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水質汚濁防止法の概要
「水質汚濁防止法」は「イタイイタイ病」や「水俣病」等の公害病対策として
工場などから排出される汚水や廃液が公共用水域(河川・湖沼・沿岸など)や、地下水へ浸透し、
健康と生活環境に被害を及ぼさないようにする事を目的に昭和45年(1970年)に制定されました。
汚水や廃液を排出する施設を設置する工場・事業所から公共用水域に排出される排出水には
ほとんどの業種に渡り排水基準が適用されています。
各家庭からの生活排水に対しては下水道の整備や浄化槽の整備などの対策がされています。
水質汚濁防止法の対象となる物質
排水の基準が定められている物質は全部で27項目あり、一日当たりの平均的な排出水の量が
50m3以上である工場又は事業場に係る排出水について適用されています。
(例)
| 六価クロム化合物 | 0.5ppm(mg/L) |
| フッ素及びその化合物 | 8ppm(mg/L)海域以外 |
| 15ppm(mg/L)海域 |
というように物質の危険度により一つひとつ許容限度が決められています。
排水基準対象物質全27種類の一覧は下記ページを参考にして下さい。
また、一日当たりの平均的な排出水の量が50m3以下のであっても、下記のような施設の場合は
排水基準が適用される場合があります
・特定事業場に指定されている場合
・特別な排水処理設備が設置されている場合
「環境省ホームページ」より参照。
水質汚染度の調べ方
水質の汚染度を調べる方法として
BOD(生物化学的酸素要求量)やCOD(化学的酸素要求量)という数値が使われます。
BODとは:
正式名称をBiochemical Oxygen Demandと言います。
微生物が水中の有機物を分解するために必要とする酸素の量を基準に水質の汚染度を計測します。
水中の有機物が多いと汚濁の程度も大きい傾向があるのですが、
それを生物的に計測するのがこの方法です。
微生物は水中で有機物を分解するときに酸素を消費するのですが、
水中に有機物が多ければ多いほどたくさん酸素を消費するので水中の酸素の量が減ってしまい、
魚が住みにくい環境になってしまいます。
CODとは:
正式名称はChemical Oxygen Demandと言います。
過マンガン酸カリウムや重クロム酸カリなどの酸化剤を用いて化学的に水質の汚染度を計測します。
水中の有機物が多いと汚濁の程度も大きい傾向があるのですが、
それを化学的に計測するのがこの方法です。
酸化剤は水中の有機物と結合して、酸素を与えます。
水中に有機物が多ければ多いほど酸化剤がたくさん使われ、減少するので、
その減少量を測定することで水中の有機物量を数値化します。
一般的にこのBODやCODの値が大きければ大きいほど有機物が多く、
水の汚染度が高いとされています。
BOD(生物化学的酸素要求量)の排水基準は、
海域及び湖沼以外の公共用水域に排出される排出水に限って適用されます。
COD(化学的酸素要求量)の排水基準は、海域及び湖沼に排出される排出水に限って適用されます。
水質の汚染による生物への影響
水中に含まれる有機物の濃度は(ppm)という単位で表現します。
| 0ppm | 川は全く汚れていません。 キレイすぎるため魚は住めません。 |
| 1ppm | 清流 |
| 3ppm | サケやアユが住めなくなります。 |
| 5ppm | コイやフナなど水の汚れに強い魚も住めなくなります。 |
| 20ppm以上 | 下水 悪臭が漂い、水とは言えない状態になります。 |
ppmとは濃度を表す単位です。
(パーツ・パー・ミリオン)と言い、100万分のいくらかという割合を表します。
主に濃度を表すために使います。1ppm=1/100万
1ppmとは、1000Lコンテナに角砂糖1個(1g)が溶けたほどの微量な濃度です。
ちなみに、%はパーツ・パー・セント(ppc)と言い、100分のいくらかという割合を表します。
1ppc(%)=1/100











