プレスリリース
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プレスリリース
2009年5月12日
佐々木化学薬品株式会社
ノンフッ素タイプ ステンレス鋼の溶接焼け除去剤「エスピュア SJ-100」発売
~毒劇物非該当で人体にやさしく~
佐々木化学薬品株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:佐々木 智一)は、5月12日にノンフッ素タイプのステンレス鋼の溶接焼け・スケール除去剤「エスピュア SJ-100」を新たに販売します。
ステンレス鋼の焼け取りには従来、硝フッ酸や濃硝酸など、毒物及び劇物取締法に該当する薬剤が使用されています。しかしながら毒劇物は、皮膚や目などに付着するとその強い刺激性のために薬傷(薬品による損傷のこと)を負うなどとといったさまざまな悪影響を与えます。また、毒劇物の流出や盗難といった事件を未然に防ぐために、管理方法や管理場所にも十分な注意と設備が必要となります。
「エスピュア SJ-100」は、フッ酸を使わないステンレス鋼の溶接焼けやスケール除去剤です。ステンレス鋼の表面を素地の状態に仕上げることができ、めっきや塗装、化学研磨・電解研磨などの前処理に大きく貢献します。また、フッ酸などの毒物及び劇物取締法に該当している薬剤を配合していないので、作業面・管理面で安心・安全に使用できます。
用途としては、ステンレス鋼の溶接焼けやスケール除去に限らず、機械のメンテナンスにも使用できます。
弊社はお客様より「フッ酸などを含有していないより安全な焼け取り剤ができないか」という依頼を受け、この「エスピュアSJ-100」の開発を開始しました。すでに試作やサンプル出荷をさせて頂いたお客様もいらっしゃいます。
ステンレス鋼の溶接焼け・スケール除去にお困りの方は、ぜひ一度お試しください。
- 【特長】
- ノンフッ素タイプで、毒物及び劇物取締法に非該当
毒物及び劇物取締法に該当しない製品のため、作業リスクを軽減し、安心・安全に使用できます。フッ酸を使用していないので、特別な処理設備がない場所でも安心して使用できます。 - 複雑な形状の部品に最適
エスピュアは、ステンレス鋼の処理時に電気を使用しません。そのため、複雑な形状や微細な部品の焼け取りにもお勧めです。 - 安全に使用可能
ステンレス鋼と穏やかに反応するので、安全に使用できます。また常温での処理が可能です。
- 荷姿
20kg入り - 価格
別途お問合せ下さい - 処理工程
脱脂→水洗→焼け取り(エスピュア処理)→水洗→めっき、化学研磨、塗装、不動態化処理
処理前
処理後
【佐々木化学薬品について】
「喜びの創造と技術の革新」を経営理念に掲げ、金属表面処理液の製造販売や一般試薬の販売などを行っています。
お客様ひとりひとりのご要望にあった製品を作ることを常に心掛け、お客様に喜んで頂ける企業を目指しています。
社名 | 佐々木化学薬品株式会社 |
英文社名 | SASAKI CHEMICAL CO.,LTD. |
本社所在地 | 〒607-8225 京都府京都市山科区勧修寺西北出町10 |
創業 | 1946(昭和21)年10月1日 |
設立 | 1958(昭和33)年10月1日 |
資本金 | 6,000万円 |
従業員数 | 103人(2008年5月現在) |
事業内容 | 試薬および化学工業薬品の開発・製造販売 |
URL | http://www.sasaki-c.co.jp/ |
【本件に関するお問い合わせ先】 | |
担当 | 佐々木化学薬品株式会社 研究開発部 表面処理事業課 |
TEL | 075-581-9141 |
skc500@sasaki-c.co.jp |