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上田鍍金株式会社様

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お客様の声

上田鍍金株式会社様





「失敗は成功の母」
この言葉は先代の社長のお言葉で、社訓として今の時代へと引き継がれてきた想いだそうです。
大正9年の創業以来、半導体部品や電子部品めっきのプロフェッショナルとして最先端技術の開発、ニーズに応える技術の開発をされている上田鍍金株式会社様。

この先代のお言葉があったからこそ会社全体が一つとなり、技術開発型の企業として力強く突き進んでこられました。
めっきを施すモノがあってこそのめっき会社。お客様ありきという意識を常に持ち、問い合わせ一つひとつに対して真摯に対応されています。

教えて!上田鍍金株式会社様のこと
教えて!上田鍍金株式会社様のこと

今回インタビューを受けて下さった、【開発課 主査 鳳崎様】と【総務課 資材係 主任 福本様】仕事への想いや会社のことなどを熱くお話いただきました。

上田鍍金株式会社様のホームページ

御社の社風について教えてください

企業理念に対して社員一人ひとりが自分のことに落とし込んで日々取り組んでいます。例えばお客様の信頼獲得のため「クレームゼロ」という目標を掲げ挑戦しています。ゼロという数字は理想論かもしれませんが、「ゼロが無理なら3で。」などと妥協することはせずに、あくまでもゼロを追求しています。トップもそれを諦めない姿勢があり、実際に不可能な数字ではなくなってきています。
また最近は環境への取り組みにも力を入れ、環境システムKESの取得というカタチで応えています。KESとは企業等の経営に当たって環境への負荷を管理・低減するための仕組みです。大手企業様との取引も多く、大変厳しい要求も多くありますが、どんなに厳しい要求であってもそれを自社でやり遂げることが成長に繋がると捉えています。

技術開発のお話を聞かせてください

開発は簡単なものではないですね。10回、100回と挑戦してやっと1つのことが成功するような世界。めげずに日々挑戦しています。この様にめげずに挑戦できるのは行動を評価してもらえる社風があるからです。
社員のモチベーションが高まると共に、会社が盛り上がっています。開発部隊・生産部隊・営業部隊がそれぞれ遠慮することなく意見を出し合い、開発に打ち込んでいます。

「挑戦心」を持ち続ける秘訣は何かありますか?

ひとつはこの社訓ですね。
新人の頃は誰しも失敗がこわいものですが、この「失敗は成功の母」という社訓があったことで失敗を恐れずチャレンジしてくることが出来ました。
また挑戦することを評価してもらえる仕組みがあり、全社員が改善活動を通し、様々なことにチャレンジしています。改善活動の月々の会議や年一回の発表会でお互い刺激を受け切磋琢磨することもチャレンジ精神を持ち続ける秘訣だと思います。資格についても法令基準に基づき積極的に取得してもらっています。そのことによって各自、責任を持って仕事に打ち込めています。

今後の取り組みについて

社員全員がマルチプレーヤーとしてすべての仕事をできるようにすることを目指しています。実際に今も忙しいところには担当部門を越えて応援に行っています。これができるのは日頃から仕事内容の共有ができているからこそです。

開発部隊としてはこれからも人員を投入していく予定です。 今まで以上に時代のニーズをしっかり掴み、それに対応した新規開発に取り組む予定です。またいかに無駄をなくし、より効率的にするにはどうしたら良いかを追求し改善することも開発の重要な役目と考え、それも今年の目標の一つとしています。
資材では最近、特に環境に関する情報を求められることが増えており、突発的な依頼や緊急の対応にもスピードを上げて回答することを目指しています。

当社の営業の対応はいかがでしょうか?

スピーディーな対応に助かっていますよ。何十回と開発を重ねるので、その都度開発に必要な薬品や情報を提供してもらえる点も嬉しいですね。
「商社としても取扱商品を幅広く持っているので、佐々木化学薬品さんに聞けば何か分かるかな。」という思いでいつも聞いています。
一つ要望を言うとすれば環境側面に関する情報に関しても、もう少しスピードが上がるとより助かるのだけどな?

編集者の一言

初めての訪問となった今回のインタビュー。
このお客様紹介ページでは書ききれないほどたくさんのお話を聞かせていただきました。
今の時代に一番求められている「目標に向かい、会社一丸となって突き進む」という姿勢を昔から取り入れられており、社内に定着していることは上田鍍金株式会社様の強みの一つであるなぁと感じました。
部署の枠に収まるのではなく、求められるところに必要な力を注ぐという対応のされ方は「社会に対して何ができるか」という想いで掲げられた経営理念に基づいた、広い視野で物事を捉えられてこその行動であると大変勉強になったと共に感心いたしました。
この度はインタビューに応じていただき、本当にありがとうございました。