ライフサイエンス
イムノクロマト受託作製
イムノクロマト受託作製のご相談からキット開発まで承ります
イムノクロマト法とは
抗原抗体反応を利用した検査方法です。
判定ラインにおける発色の有無によって結果を目視で確認することができます。簡便かつ迅速性がある特長を持ち、妊娠検査薬やインフルエンザ診断キットが代表的です。
サンプル内の検出対象(抗原)が標識抗体と結合し、形成された免疫複合体がメンブレン上を移動します。
その後補足抗体によりキャッチされることで判定ラインが発色します。
※ラインの数と判定基準は条件によって異なる場合があります。
本製造まで段階的にチェック
当社の受託サービスでは本製造までに4つの段階を設けています。下表の1.~4.の段階ごとに納品を行い、お客様評価のうえ次の段階へ進みます。
抗原・抗体それぞれに関わる情報(開示可能範囲内)をご用意ください。
段階 | 目的 | 方法 | 納期 |
---|---|---|---|
1.初期開発 | 抗体組み合わせの決定 少量試作の作製 |
標準品を用いた抗体組み合わせ検討 | 1~2ヶ月 |
2.本開発 | 製造を見据えた試作品の作製 | 試薬部材の条件検討 製造方法の条件検討 実検体を用いた検討 |
1~3ヶ月 |
3.テスト製造 | テスト製造を実施し、量産可能であることを確認 | バリデーション製造 製品の安定性確認 |
1~3ヶ月 |
4.本製造 | 製品化し、実製造を開始 | 所定の納期・数量で製品製造する | - |
サービスの流れ(段階ごとのご対応)
ご依頼・ お打ち合わせ |
ご依頼後、営業担当者が貴社にご連絡させていただきます。 |
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お見積り | 試験条件・製造量・必要物等確認後、お見積りを提出いたします。 |
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ご発注 | FAXなどにてご注文書をお送りください。 また、試薬などお預かりいたします。 |
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作製 |
1.初期開発 2.本開発 3.テスト製造 4.本製造 |
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納品 |
お客様のご指定の場所に納品させていただきます。 |
注意事項
- 必要なもの:感作用抗体・固相化用抗体 各1~5mg、検出対象の標準品
- 初期開発過程での結果により実検体の作製、検討に至らない場合がございます。
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