ライフサイエンス
アセトンパウダー(動物臓器アセトン粉末)
当社ではこれまで培ってきた薬品使用のノウハウを活かし、アセトンを用いて動物の臓器を粉砕し、良質なパウダーとしてお客様に提供していきます。
生体材料であるため、各工程は37℃以下の温度コントロールを徹底しています。現在も新たな動物臓器のパウダー化を目指しておりますので、研究や生産でお困りの際はお気軽にご相談ください。
アセトンパウダーとは
アセトンパウダーの特長
幅広い動物種の対応が可能
ブタ、ラット、ウサギ、ハト、モルモット、ウシなど幅広い動物種の対応が可能です。
また、支給いただいた原材料をアセトンパウダーにできます。
徹底した管理体制での作製
生体材料であるため、各工程は37℃以下の徹底した温度コントロール下で作製します。
国内生産だから欲しい容量を提供できます
当社が提供するアセトンパウダーはすべて国内で生産しております。
ラインナップ品以外でも、お客様のご希望にあわせた量をご提供できます。お気軽にご相談ください。
ラット小腸アセトンパウダーを用いたα-グルコシダーゼ活性測定データ
ラット小腸アセトンパウダーを用いたα-グルコシダーゼ活性測定
※酵素液濃度はラット小腸アセトンパウダー6.25mg/mLで作製
測定は京都府中小企業技術センターにて実施
α-グルコシダーゼは小腸において二糖類を単糖類に分解します。
分解された単糖類(グルコース)は血液中に吸収され、血糖値が上昇します。
この酵素の働きを阻害することで糖質の消化吸収を遅らせ、食後の血糖値の急激な上昇を抑えることが期待されます。
ラット小腸アセトンパウダーにはα-グルコシダーゼが多く含まれているため、糖尿病の研究などに利用されています。
当社のラット小腸アセトンパウダーは良質な仕上がりであるため、海外製品よりも高い酵素活性を示します。
スクラーゼの測定が可能
ラット小腸アセトンパウダーにはα-グルコシダーゼとして、スクラーゼ、マルターゼを含んでおり活性測定が可能です。
スクラーゼはスクロース(ショ糖)をグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)に加水分解する酵素で
血糖値を上昇させる要因の一つです。
スクラーゼの働きを阻害することで血糖値の上昇を抑えることができ、血糖値の上昇抑制に関する研究用途で利用されています。
例えば、糖質の吸収を穏やかにして血糖値の上昇を抑制する「L-アラビノース」が
「スクラーゼ」の働きをきちんと阻害できているかを確認する、阻害活性の測定に活用されています。
論文掲載実績
【ブタ脳アセトンパウダーを用いた研究での採用実績】
発表論文:2018年 大阪府立大学 牧野 泰士 氏 他2名
『A new interpretation of sulfate activation of rabbit muscle glycogen phosphorylase』
製品ラインナップ
商品番号 | ラインナップ | 容量 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
34555 | ウサギ筋肉アセトンパウダー | 10g |
104,500円 |
34560 | ブタ腎臓アセトンパウダー | 10g |
37,400円 |
34565 | ブタ脳アセトンパウダー | 10g |
8,800円 |
34570 | ラット小腸アセトンパウダー | 1g |
13,200円 |
※送料は別途
※ウサギ筋肉、ブタ腎臓に関しては受注後の作製になります。納期は要相談。
ウサギ筋肉アセトンパウダー | ブタ腎臓アセトンパウダー | ブタ脳アセトンパウダー | ラット小腸アセトンパウダー |
パウダー化受託加工
研究者のみなさまへ
ラインナップ品以外のパウダー化引き受けます!
提供いただいた臓器
植物のアセトンパウダー
加工食品
絶食ラット・ウサギのアセトンパウダー
その他 ご提供可能な動物種
モルモット
ハムスター
アフリカツメガエル
ご希望の動物種をアセトンパウダー(動物臓器アセトン粉末)にしてご提供いたします。
上記以外にもご希望の動物種がございましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
作製事例
ハト肝臓アセトンパウダー
用途:ビタミン測定
ハト
パウダー化
桑の葉アセトンパウダー
用途:血糖値抑制効果の研究
桑の葉
パウダー化
国内で原料調達からパウダー化までを行っております。
購入をお考えのお客様へ
下記のお問い合わせフォームまたはお電話(075-581-9141/京都本社)にてお問い合わせください。
ご希望の種類や必要量などをヒアリングさせていただきます。