金属表面処理事業
めっき(鍍金)とは?
金属やプラスチックなど材料の表面に、金属の薄い皮膜や被覆すること、あるいはその方法を「めっき(鍍金)」といい、外観向上や防食、新たな金属特性の付与などを目的に利用されます。
めっき付けの方法には大きく分けて「湿式めっき」と「乾式めっき」があり、湿式めっきは金属の溶け込んだ溶液中でめっき付けする方法(電解めっき・無電解めっきなど)、乾式めっきは非溶液中でめっき付けする方法(真空蒸着・イオンプレーティング・スパッタリングなど)です。
めっきの種類やめっき付けする材料の形状・膜厚などにより方法はさまざまですが、あらかじめ前処理をしておくことでめっき不良(密着不良・膜厚のばらつきなど)を未然に防ぐことができます。
めっきの主な目的
- 装飾めっき
製品の外観をよく見せるため、高級感や質感などを付与する。 - 防食・防錆めっき
腐食や酸化・サビの発生を防ぎ、下地金属を守る。 - 機能めっき
めっき皮膜の特性を利用して、導電性・硬度・磁性・耐摩耗性など新たな性質や機能を付与する
めっき液ラインナップ
当社のめっき液は、無電解(電力を使用しない)で中性の置換型めっき方法を採用しております。
その他、めっきを剥がす剥離剤や、均一なめっき付けや密着性向上のためのめっき前処理の薬液もございますので、お困りの際はぜひお問い合わせください。

エスダイヤAG-40
銅・銅合金用
ノンシアン置換型銀めっき液