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化学のコトバ

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リトマス紙(リトマス試験紙) 【リトマスシ(リトマスシケンシ)】

性質を調べたい水溶液に浸すと、酸性かアルカリ性かを色の変化で判別できる試験紙のこと。
リトマス紙には青色と赤色がある。

  • 青色のリトマス紙が赤色に変化した場合
    →「酸性
  • 赤色のリトマス紙が青色に変化した場合
    →「アルカリ性
  • どちらにも反応しなかった場合
    →「中性

ちなみに、「リトマス」とはリトマスゴケというコケから採った紫色の色素である。

 

 

RoHS指令 【ローズシレイ】

WEEE指令と共に、2003年にEUで公布・施行された指令。
リサイクルのしやすさ・処分時に人や環境へ影響を及ぼさないようにすることを目的に、電気・電子機器に有害物質を使用しないことを定める。
「Restriction of Hazardous Substances(危険物質の制限)」の頭文字をとった名称。

 

 

労働安全衛生法 【ロウドウアンゼンエイセイホウ】

職場における労働者の安全と健康を守り、快適な職場環境作りを促進することを目的とする法律。

昭和47(1972)年に労働基準法から分離・独立して制定。厚生労働省の管轄。

「安衛法(あんえいほう)」とも呼ばれる。

 

 

緑青 【ロクショウ】

緑青とは、銅が酸化することで発生する青緑色の皮膜で、塩基性炭素銅や塩基性硫酸銅などという化合物が主成分となるサビの一種である。
緑青は厚生労働省より普通物と判定されており、抗菌力や耐食性に優れているといった特長があることから、建物の給水設備などには銅管が使用されていることが多い。銅管であれば、錆びて緑青が発生しても、人体への影響はなく銅管の腐食を防ぐことも可能なためである。
その他にもこの耐食性を活かし、銅合金でできたブロンズ像の内部や歴史的建造物を保護するため、人工的な方法で緑青を発生させるなどの活用もされている。

緑青はどのように発生するのですか