化学のコトバ
な行
梨地 【ナシジ】
工作物の表面が白っぽく光沢のない状態のこと。
果物の梨のようなざらざらした質感に似ていることから、梨地(なしじ)と呼ばれるようになったと言われている。
熱伝導率 【ネツデンドウリツ】
熱伝導とは、高温側から低温側へ熱が伝わることを言う。
つまり物体がどれくらい良く熱を伝えるかをあらわすのが熱伝導率(W/m・K)という。
熱伝導率はどういったものですか
熱膨張率 【ネツボウチョウリツ】
温度の上昇によって物体の長さや体積が膨張する割合を、1℃(K)あたりで示したもの。熱膨張係数ともいう。
単位は1/℃(1/K)。
その中で、物体の長さが変化する割合を「線膨張率」といい、体積が変化する割合を「体積膨張率」という。
「K(ケルビン)」は、温度を表す単位。(0℃=273K)
「℃(度)」と同様、温度を表す単位であるため、「℃」・「K」を並べて表記することはない。
◆主な金属の熱膨張率(線膨張率)一覧 【室温20℃の場合】
(例)1mの棒を100℃に加熱した場合、アルミニウムは2.31mm伸びるが、鉄は1.18mmしか伸びない。
熱膨張率 線膨張率 金属
濃度 【ノウド】
混合物(液体や気体など)に含まれる構成成分量の割合。
同じ量の溶媒に対して、溶質の量が多いほど濃度が高く・濃い状態。