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剥離剤

鉄上のクロムめっき剥離剤 エスバックH-700H-700

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鉄上のクロムめっき剥離剤エスバックH-700は、素地を守りながらクロムめっきを剥離する環境負荷低減タイプの剥離剤です。

毒物及び劇物取締法・PRTR制度対象物質非該当となっており、リン・窒素・有機系インヒビター・シリコン系化合物・フッ化化合物を含有しておりません。

鉄以外にも、銅やニッケル、ステンレスなどへも使用可能な製品となっております。

 

  

従来の濃塩酸処理などと比較し、穏やかなクロムめっきの剥離処理が可能となるエスバックH-700をぜひ一度お試しください。

 

鉄素地を侵さず剥離できるエスバックH-700

   

エスバックH-700におけるクロムのエッチングデータ

下記グラフはエスバックH-700でクロムをエッチング処理したデータです。

常温と40℃で処理した際のエッチング量の変化を表しています。

エスバックH-700によるクロムめっきの剥離能力の参考数値としてご活用ください。

 

エスバックH-700,クロムエッチングデータ,クロムめっき剥離 

 

浸漬時間 5分 10分 20分 30分 40分
エッチング量(40℃) 2.59μm 5.27μm 10.29μm 15.24μm 19.89μm
エッチング量(常温) 0.39μm 0.75μm 1.12μm 1.71μm 2.28μm

  ※こちらは実測値であり、規定値ではありません。

ガスの発生が少なく作業時の負担を軽減

エスバックH-700は、毒物及び劇物取締法・PRTR制度対象物質に非該当の製品です。常温で使用した場合、従来の濃塩酸処理などと比較して、ガスの発生が少なく、ご使用と管理の負担を軽減した処方の製品です。

  

素地をほとんど侵すことなくクロムめっきを剥離

一般的に、クロムめっきの剥離には“濃塩酸”や“濃硫酸”などの劇物が多く使用されています。

しかし濃塩酸などによる剥離処理は、鉄素地上のめっきを剥がすだけでなく、素地自体にも負荷を与えてしまいます。そのような課題を解決すべく、素地を侵さずにクロムめっきを剥離できる製品エスバックH-700を開発いたしました。
   

エスバックH-700における鉄の腐食量データ

エスバックH-700は、素地をほとんど侵すことなく剥離の処理が可能です。下の表は、エスバックH-700に鉄を浸漬して剥離処理した際の腐食量をデータ化したものです。
 
浸漬時間 5分 10分 20分 30分 40分
腐食量 0.14μm 0.32μm 0.57μm 0.91μm 1.23μm

 ※処理条件 液量:1000ml、温度:20℃、対象物:100×50×0.5tmmの鉄材

 ※こちらは実測値であり、規定値ではありません。

対応可能素材一覧

ステンレス
ニッケル
亜鉛 ×
アルミニウム ×
   
   

鉄上のクロムめっき剥離剤 エスバックH-700 の処理工程例

 
脱脂   一般的なアルカリ脱脂・溶剤脱脂・電解脱脂などで行います。(少量の油の付着なら脱脂、水洗を省略できます)
       
水洗   クロムめっき剥離剤エスバックH-700の処理工程例   外観:無色透明液体
    濃度:原液使用
剥離処理     温度:常温~50℃
    時間:任意(剥離するものによって異なります)
水洗     容器:塩化ビニル、ポリエチレンなど
       
乾燥   ※当製品の廃液は産業廃棄物として処理してください。

エスバックH-700は環境負荷低減タイプの製品です

クロムめっき剥離剤エスバックH-700は、毒物及び劇物取締法およびPRTR制度対象物質に非該当であり、かつ無リン・無窒素でフッ化化合物やシリコン系化合物を含みません。また、弊害を起こしやすい有機系インヒビター(界面活性剤の一種)の含有もありません。ただし、使用済みの薬液は特別管理産業廃棄物(廃酸)に指定されますので、都道府県の許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託していただくようお願いいたします。

 

 
エスバックH-700 (鉄上のクロムめっき剥離剤)
性状 無機酸を主とした無色の酸性液体
使用方法

【工程例】脱脂→水洗→浸漬(エスバックH-700)→水洗→乾燥

濃度:原液使用 / 温度:常温~50℃ / 時間:任意

設備・機械

耐熱塩化ビニル製などの処理槽を使用

排気装置を設置

廃液処理

「特別管理産業廃棄物(廃酸)」に指定

廃液:都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託

水洗水:金属除去→pH調整→BOD・CODを考慮して希釈排水

スラッジ:産業廃棄物として処理

注意事項

・使用時は、必ず保護眼鏡・保護手袋・防毒マスクなどの適切な保護具を着用

・保管時は、必ず密栓をして直射日光を避け、換気のよい冷暗所に保管

・容器の転用はしないでください

詳しくはカタログPDF をご覧ください。

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