化学研磨液・エッチング液・電解研磨液
アルミニウム用化学研磨液 エスクリーンAL-5000
アルミ表面のバリ取り・光沢に エスクリーンAL-5000
アルミニウムの化学研磨液エスクリーンAL-5000は、アルミ表面のバリ取りやエッチング、めっき・塗装の前処理として使用できます。また、アルミ表面の研磨だけでなく、光沢を与えられることなどから、製品の付加価値向上をお手伝いいたします。
アルミニウム用化学研磨液 エスクリーンAL-5000
アルミニウム合金番号A1070の研磨写真(比較写真)
処理前

処理後

処理前(100倍)

処理後(100倍)

*アルミ合金の種類によっては、同等の処理ができない場合もあります。
アルミニウムは加工の容易さや耐食性が高いなどの特長を持っているため、加工の需要が高まっています。アルミニウムの化学研磨液エスクリーンAL-5000をご使用いただくことでアルミ製品の価値を上げることができます。ぜひ一度お試しください。
アルミニウム用化学研磨液
エスクリーンAL-5000 の特長
穏やかな反応で表面を研磨します
アルミニウムの切断・切削により発生するバリを除去し、アルミ表面の光沢・平滑化を実現できます
特に、複雑な部品や微細な部品のバリ取り・光沢付与に効果を発揮します。
アルミニウム上への塗装・めっきの前処理
アルミニウム上に施す塗装やめっきの前処理としてご使用いただくことにより、アルミニウムと皮膜の密着性を向上させます
1分間あたり約4μmをエッチング、その後も安定した化学研磨処理
アルミニウム用化学研磨液 エスクリーンAL-5000 研磨量データ
| 処理条件 | 
|---|
| 液量:400ml | 
| 温度:70℃ | 
| 素材:アルミニウム合金2種(A1050・A5052) | 
| 表面積:50cm² | 
*こちらは実測値であり、規定値ではありません。
粗さ測定
グラインダーでキズを付けたアルミ板をエスクリーンAL-5000で処理しました。
処理前(50倍)
 Rz:3.75μm(9回測定の平均)
Rz:3.75μm(9回測定の平均)処理後(50倍)
 Rz:0.73μm(9回測定の平均)
Rz:0.73μm(9回測定の平均)用途例

[用途提案]
反射板の光沢向上
化学研磨処理が適応するアルミニウム番手
純アルミ系、アルミマグネシウム合金系に適応しています
アルミニウムにはさまざまな合金があり、加工工程や材料成分が微量に異なることで仕上がりが全く変わってしまう場合もございます。エスクリーンAL-5000は主に純アルミニウム系の処理を得意としております。下表をご参照いただき、お気軽にご相談ください。
エスクリーンAL-5000 適応するアルミニウム番手一覧
| 純アルミ系 | アルミマンガン(Al-Mn)合金系 | アルミマグネシウム(Al-Mg)合金系 | アルミマグネシウムシリコン(Al-Mg-Si)合金系 | 
|---|---|---|---|
| A1050・A1070・A1085 など | A3003 など | A5052 など | A6063 など | 
※鋳物には不向きです。
お手持ちの部材に合うかを確かめるテストサービス
化学研磨処理は、加工工程や材料の成分内容が少し違うことで、仕上がりが全く変わってしまうことがあります。そのため当社では、ご要望通りの処理が可能かお客様がお持ちの部材をお借りして、事前に効果を確かめるテストサービスを実施しています。テストサービスについて、詳しくはこちらをご覧ください。
エスクリーンAL-5000 (アルミニウム用化学研磨液)
| 性状 | 酸性液体 | 
|---|---|
| 使用方法 | 【工程例】脱脂→化学研磨→水洗→アルマイト処理など | 
| 設備・機械 | SUS316L製の処理槽を使用 局所排気装置の設置 | 
| 廃液処理 | 「特別管理産業廃棄物(廃酸)」に指定 廃液:都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託 水洗水:金属除去→pH調整→BOD・CODを考慮して放流 スラッジ:産業廃棄物として処理 | 
| 注意事項 | ・使用時は、必ず保護眼鏡・保護手袋などの適切な保護具を着用 ・保管時は、必ず密栓をして直射日光を避け、換気のよい冷暗所に保管 | 
詳しくはカタログ をご覧ください。
化学研磨処理前の脱脂には、当社の非鉄金属用脱脂洗浄剤エスクリーンAL-13をご使用ください。








