化学研磨液・エッチング液・電解研磨液
チタン用光沢化学研磨液 エスクリーンS-22
切削加工が難しいチタンに最適 エスクリーンS-22
エスクリーンS-22は浸漬をすることでチタンに光沢を与えたり、金属表面のバリ取りができる化学研磨液です。チタン製装飾品の研磨や人工骨の加工工程の一部でエスクリーンS-22をご使用いただいています。
チタン板の研磨処理(比較写真)
処理前
処理後
チタン金属の特長
「軽い」「強度が高い」「錆びない」という特長を持つチタン。その特長を活かし、航空機や自動車のエンジン部品、建築・建材、装飾品など幅広い分野で使用されています。純チタンは比較的やわらかい素材ですが、チタン合金にすることで硬度を増すことができる特長があります。そのため、このように幅広い業界で活躍しています。
他の金属が何百年と使用されている中、誕生してわずか50年と若いチタンは今後発展が期待されている金属のひとつです。
物理研磨が不可能な環境に
エスクリーンS-22
複雑な部品に最適 わずか10秒
処理時間わずか10秒で、複雑な形状の部品や細かな部品においても変形や歪みを与えることなく研磨できます。
研磨時間の調整により、金属の仕上がりを調整
チタン用光沢化学研磨液 エスクリーンS-22 研磨量データ
処理条件 |
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液量:150ml |
温度:30℃ |
処理量:8cm² |
処理時間:10秒 |
*こちらは実測値であり、規定値ではありません。
エスクリーンS-22 (チタン用光沢化学研磨液)
性状 | 淡黄色の酸性液体(硝弗酸硫酸70%含有) |
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該当法令・規制 | 医薬用外毒物 化学物質管理促進法(PRTR法) 第一種指定化学物質 |
使用方法 | 【工程例】脱脂→化学研磨→乾燥 濃度:原液使用 温度:30~35℃ 時間:10秒前後 *必ず揺動させて処理してください |
設備・機械 | 耐熱塩化ビニル製などの処理槽を使用 局所排気装置の設置 |
廃液処理 | 「特別管理産業廃棄物(廃酸)」に指定 廃液:都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託 水洗水:水酸化カルシウムで処理→金属除去→pH調整→BOD・CODを考慮して放流 スラッジ:産業廃棄物として処理 |
注意事項 | ・処理時に亜硝酸ガスが発生 ・使用時は、必ず保護眼鏡・保護手袋などの適切な保護具を着用 ・保管時は、必ず密栓をして直射日光を避け、換気のよい冷暗所に保管 |
詳しくはカタログ をご覧ください。