酸化皮膜除去剤・溶接焼け除去剤
ノンフッ素ステンレス鋼用酸洗浄剤 エスピュアSJ-400
硝フッ酸を使った酸洗いの代替に! エスピュアSJ-400をご提案
エスピュアSJ-400はフッ素化合物を含んでいません。
- フッ酸の使用は、危険やリスクを伴います。
- 皮膚に付着すると、すぐさま体内に吸収されます。最悪の場合、死に至ることもあります。
- オゾン層破壊など地球温暖化の原因となるため、排水のフッ素基準が設けられ、規制されています。
*大阪府では、最高0.8mg/Lの排水基準が設定されています。(排水に含まれるフッ素及びその化合物)
*排水基準の詳細はこちら
エスピュアSJ-400と硝フッ酸系処理剤の比較
酸洗処理比較
エスピュアSJ-400
硝フッ酸系処理剤
*写真は、SUS304(2B)製の板材をそれぞれの処理剤で15分 酸洗処理をしたものの比較
エスピュアSJ-400 | 硝フッ酸系処理剤 | |
---|---|---|
性状 | 強酸性液体 | 強酸性液体 |
毒物及び劇物取締法 | 非該当 | 毒物 |
労働安全衛生法 | 特定化学物質 第3類物質に該当 | 特定化学物質 第2類物質に該当 |
化学物質排出把握管理促進法(PRTR制度) | 非該当 | 第1種指定化学物質に該当 |
ステンレス鋼種別 酸洗能力
- エスピュアSJ-400(写真左・グラフ青線)と硝フッ酸系処理剤(写真右・緑線)の比較
- 処理条件
表面積:24.5㎠ 液量:196ml 液温:常温
(写真は処理時間15分) - これらは実測値であり、規定値ではありません。
SUS304(2B)
酸洗処理比較
エッチングデータ
SUS316L(2B)
酸洗処理比較
エッチングデータ
SUS430(2B)
銅および真鍮素地への影響(重量変化率)
鉄素地への影響(重量変化率)
導入されるメリット
エスピュアSJ-400の水洗水や排水に含まれる「フッ素及びその化合物」は基準値未満なので、希釈などの排水処理を軽減できます。
導入いただいたお客様の声
導入いただいた"きっかけ"は?
「"作業者の負担"と"環境への負荷"を考えて硝フッ酸を使用しない酸洗いに代えたかったから。」
大阪府ではより厳しい排水基準が適用されています
排水基準とエスピュアSJ-400計量結果
水質汚濁防止法 許容濃度 | 大阪府上乗せ基準 | エスピュアSJ-400水洗水(1000倍希釈) | エスピュアSJ-400(5倍希釈) | |
---|---|---|---|---|
フッ素及びその化合物 |
海域以外:8 |
0.8 | 0.08未満 | - |
アンモニア、アンモニウム化合物、亜硝酸化合物及び硝酸化合物 | 100※ | 10※ | 0.27未満 | 21.04未満 |
生物化学的酸素要求量(BOD) | 160 (日間平均120) |
- | 2未満 | 4,000 |
化学的酸素要求量(COD) | 160 (日間平均120) |
18 | 1,100 | |
全リン | 16 (日間平均8) |
0.1未満 | 3未満 | |
全窒素 | 120m (日間平均60) |
14 | 7,900 |
単位:mg/L
※1Lにつきアンモニア性窒素に0.4を乗じたもの、亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素の合計量
大阪府上乗せ基準とは?
水質汚濁防止法(環境省)で定められている全国一律の排水基準に対し、大阪府では条例によって法より厳しく上乗せした排水基準が適用されています。
高槻市・枚方市・交野市・富田林市・河内長野市の一部が該当します。
エスピュアSJ-400は溶接焼け除去剤としてもご使用いただけます。
エスピュアSJシリーズには液体タイプのほかに、ジェルタイプの溶接焼け除去剤もございます。
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